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根本治療とは

日本の医療を世界と比べると見えてくること

 日本には世界に誇れる国民皆保険制度があると言われ、「日本の医療は世界一」、

そう思われている方も多いかもしれません。でも、実際に世界と比べると   

 

  がん患者数

   欧米では減少しているのに、日本では年間約99万人が新たにがんと診断され(2021年)

   年々増加しており、2人に1人ががんになる時代です。

  生活習慣病患者数

   欧米では増加している国もあれば減少している国もあります。

   日本では2023年は推計約1,800万人、つまり6人に1人が生活習慣病を抱えており、年々

   増加しています。

 

  薬の使用量:医療費

   日本人ひとりあたりの処方薬数は、先進国でもトップクラスです。

   また、日本の医療費は約44兆円(2023年度)で、高齢化とともに増加の一途を

   たどっています。

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 これらの数字が示すのは、今の日本で行われている「症状を薬で抑える」医療には、限界があるということではないでしょうか。

薬を使った対症療法より、根本的な治療が必要です

 日本で主に行われている現代医学は、事故や怪我など緊急の対応が必要な場合や、重い感染症に対しては必要不可欠で非常に有効です。

 しかし、生活習慣病を中心とした慢性の病気に対しては、薬で症状を抑える「対症療法」が主体であるがゆえに、薬をやめると症状は再発する可能性が高いと考えます。

 したがって、「薬は死ぬまで飲みつづけないといけないの?」という皆さんの疑問や不安の声を聞くことが多いのでしょう。

残念ながらその点で、薬では「真の意味」で慢性の病気を治すには至らないと考えます。

 

 さらに、薬は人工的に作られた化学物質ですので、有効性があっても有害性を完全に否定することができず、自然界の一部である人間にとっては、副作用も考慮しなければならないのです。とくに、20年、30年以上と長期にわたり服薬した場合、その副作用についての研究は多くなく、よく知られていないのが実情で注意が必要です。

 

 ですから、症状を抑えるための薬の服用はできる限り短期間にするにこしたことはなく、病気を引き起こしている根本原因に同時に対処することがとても重要です。

生活習慣病とは?

多くの慢性的な病気が生活習慣と関係があります

 厚生労働省によると、生活習慣病とは「食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒などの生活習慣が、発症や進行に影響を与える疾患」のことです。

狭心症、心筋梗塞などの心疾患、高血圧症、がん、脳卒中などの脳血管疾患、2型糖尿病、肥満症、脂質異常症、慢性腎臓病、高尿酸血症・痛風、脂肪肝やアルコール性肝炎、慢性閉塞性肺疾患、歯周病などが生活習慣病と言われています。

 

 また、上記の生活習慣病以外にも

胃炎・胃潰瘍、過敏性腸症候群、胆石症、膵炎、自己免疫疾患、貧血、認知症、サルコペニア、フレイル、骨粗鬆症、花粉症、アトピー性皮膚炎、膠原病、睡眠障害、パニック障害、うつ、統合失調症、更年期障害、前立腺肥大症、白内障、加齢黄斑変性など、多くの慢性的な病気が程度の差こそあれ生活習慣と関係があります。

 

 つまり、多くの慢性的な病気は自分に合わない生活習慣をやめれば、予防可能であり、発症しても薬に頼ることなく、症状の改善や治癒が期待できるのです。

 生活習慣の改善こそが、本来の根本的な治療なのです。

合わない生活習慣が病気を引き起こすメカニズムは?

 ごく簡単に言うと、精神的・肉体的に負荷がかかると、はじめに自律神経が反応します。自律神経が乱れるとホルモンが乱れ、そして、免疫が乱れて病気になります。

 

 動悸、息切れ、胸の痛み、立ちくらみ、血圧の変動、便秘、下痢、胃痛、吐き気、食欲不振、頭痛、肩こり、めまい、手足や身体のしびれ、疲労感、不眠、イライラ感、抑うつ、不安感、集中力や思考力の低下冷え、発汗異常、耳鳴り、微熱など、多くの症状が自律神経が乱れたときに現れます。一度に複数の症状が出ることもあります。

 自分に合わない生活習慣を続けることによってこれらの症状が現われてくるのです。

生活習慣が大事なことは知っているけど・・・

 「生活習慣は大事」と頭では理解していても、これまでの生活習慣を改善でない人がほとんどです。

 それは、「生活習慣を変えただけで、本当に良くなるの?」。そう思われている方が多いのです。当たり前のことだから、特別なことではないから、効果がないと考えてしまいます。

 でも、アメリカにおける大規模な疫学研究により、心疾患・脳卒中・悪性腫瘍・糖尿病は適切な生活習慣の実践やリスク管理により発症を減らすことが科学的に実証されています。

 もう1つの原因は、「生活習慣の改善は大事」だけれども、いざ始めようと思っても漠然としていて、その具体的な方法を誰も知らないのです。

 医学部では、薬物療法については細かく学びますが、「どのような食事をどのタイミングで摂取すべきか?」「どのような運動をどの程度の頻度で行うべきか?」といった具体的な生活習慣に関する教育はありません。また、他の多くの医療従事者も、その専門的な知識を持っていないのが現状です。

 つまり、「生活習慣改善の重要性」は広く世間で口にされ、頭では認識されているものの、その具体的実践方法について、適切でかつ本質的な指導を受ける機会は極めて限定的であるのが実情なのです。

あなたは自分に合った生活習慣が何か知ってますか?

 そしてもう1つ、とても大事なことがあります。

 それは、メディアで紹介される健康法や栄養に関する話はあくまで一般論であり、「各人に適した」という個体差への視点はほぼありません。今の医療の構造上致し方ないのですが、1人に対して十分な時間が割けない保険診療も残念ながら一律の対応しかできず、結果は同じです。

 年齢・性別・体質など個体的な要因も違いますし、職業・職場環境・生活環境などの社会的要因も違います。同じ介入方法でも、個人によって効果の程度や方向性が異なって当たり前なのです。

 現代は健康情報が氾濫していますが、これからは、個人に最適化された治療アプローチがますます必要なのです。

 だからこそ、『くすりに頼らない 六命診療所』では、日本の伝統的な健康法とイギリスの自然療法などを統合した『六命健康法®』をもとに、自分の体質のタイプを知り、自分のタイプに合った生活習慣を「呼吸・姿勢・運動・食事・睡眠・ストレス」の6つの要素に分け習慣化し改善することで、くすりに頼らずに健康を取り戻していただけるようお手伝いをさせていただきたいと思います。

こんな未来を想像してみてください

 ・薬を飲む必要がない毎日を

 ・定期検査の数値に一喜一憂しない生活を

 ・通院にお金と時間をかけなくてすむ生活を

 ・健康寿命が延び、単に長生きするだけでなく自立して過ごせる人生を

 ・貢献寿命が延び、社会とのつながりを保ち、役割を持ち、誰かの役に立つと

  感じられる人生を

 

 健康は人生の土台です。その土台を薬で支えるのではなく、あなた自身が持つ自然治癒力で強固にしませんか?

 このまま薬に頼らざるを得ない人生と、根本から健康になる人生。これからの人生、どちらを選びたいですか?

 症状を抑え続ける対症療法と、原因から改善する根本治療。どちらがあなたの望む未来のための方法でしょうか?

 

 もしあなたが、薬を必要としない真の健康を手に入れたいと思われるなら、

 あなたに合った生活習慣を身につけ、本当のご自身を生きたいと思われるなら、

 是非、ご相談ください。

くすりに頼らない
六命診療所

〒224-0032

神奈川県横浜市都筑区茅ケ崎中央43-16

​センター南ミレナリオビル 402号室

診療日・時間

診療日:火・木・金・土曜日

時間 :午前10時00分〜午後0時30分
​    午後1時30分〜午後5時00分

休診日:月・水・日曜日・祝日

 

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